濡れない霧「セミドライフォグ」の機器は、キャスター付きのタイプもあり、移動がしやすい構造であることが特長のひとつです。生産ラインの変更や、期間限定の増産対応、季節ごとの作業エリアの切り替えがある現場では、冷却設備も状況に合わせて柔軟に位置を変えられることが使い勝手の良さにつながります。
移動式の噴霧機であれば、特に暑さが厳しくなる作業場所や、人が集中する工程付近に重点的に設置しやすく、工事を伴う大がかりな空調設備の増設までは検討しづらい現場でも、段階的な導入がしやすいという考え方ができます。例えば、出荷ヤードや開放扉付近など、外気の影響を受けやすいエリアだけに重点的に配置し、効果や運用方法を確認しながら運用範囲を順次広げていく、といった進め方も取りやすくなります。
さらに、“吉岡興業”が紹介するような濡れない霧「セミドライフォグ」を含めた暑さ対策機器を検討する際には、既存の大型空調設備との組み合わせや、換気計画との整合性もあわせて確認することが重要です。熱中症対策では、温度だけでなく湿度や風通しも関係するため、設備導入だけで完結させず、現場の安全衛生委員会や労働安全衛生担当者とも連携しながら、運用ルールや点検方法を整理していくことが望ましいとされています。