Print Icon
 

設備を濡らさず鉄を錆びさせない、
気化熱と低コストで進める工場の暑さ対策









まだ蒸し蒸ししていないぶんマシかも知れないですが、五月晴れで暑いですね。体調管理に気をつけてまいりましょう(^O^)

今年も本格的な暑さが近づき、工場や倉庫などの現場では、作業環境の温熱対策がいよいよ待ったなしになってきました。厚生労働省は、職場における熱中症予防の一環として、作業環境の暑さを評価する指標であるWBGT(暑さ指数)を用いた対策の重要性を示しており、現場単位での継続的な取り組みが求められています。一方で「設備を濡らしたくない」、「既設の大型空調だけでは対応しづらい」、「レイアウト変更が多く固定式設備は導入しづらい」といった声も多いのではないでしょうか。今回のメルマガでは、濡れない霧「セミドライフォグ」で行う暑さ対策についてご紹介します。

設備を濡らさずに暑さ対策を検討したい現場へ

今回ご紹介する濡れない霧「セミドライフォグ」を活用した暑さ対策は、霧の粒子が非常に細かく、噴霧後に素早く気化する仕組みです。そのため、一般的な水滴の大きなミストと異なり、設備や床面を濡らさず、気化熱で周囲の空気を冷やします

工場内には、電気機器、制御盤、金属部品、原材料など、水分が付着するとトラブルや品質面の懸念が生じやすいエリアが少なくありません。こうした場所で一般的な散水や大型の冷房機器だけに頼ろうとすると、「冷却はしたいが水濡れや結露は避けたい」、「ピンポイントで作業者の周囲だけ快適性を高めたい」といったニーズに十分応えきれないケースがあります。濡れない霧「セミドライフォグ」は、設備の防錆や製品への水滴付着を避けたい現場で、暑さ対策の選択肢を増やす用途で検討しやすい方式といえます。

また、暑さ対策は「冷やせばそれで良い」というものではなく、作業者の体調管理、休憩の取り方、服装や飲水といった要素と組み合わせて考えることが重要です。厚生労働省や関連機関は、WBGTの値に応じて休憩時間の確保や作業時間の調整、作業強度の見直しなどを行うことを推奨しており、これらの取り組みとあわせて暑さを和らげる設備を導入することが、総合的なリスク低減につながるとされています。

レイアウト変更が多い工場で

使いやすいポイント

濡れない霧「セミドライフォグ」の機器は、キャスター付きのタイプもあり、移動がしやすい構造であることが特長のひとつです。生産ラインの変更や、期間限定の増産対応、季節ごとの作業エリアの切り替えがある現場では、冷却設備も状況に合わせて柔軟に位置を変えられることが使い勝手の良さにつながります。

移動式の噴霧機であれば、特に暑さが厳しくなる作業場所や、人が集中する工程付近に重点的に設置しやすく、工事を伴う大がかりな空調設備の増設までは検討しづらい現場でも、段階的な導入がしやすいという考え方ができます。例えば、出荷ヤードや開放扉付近など、外気の影響を受けやすいエリアだけに重点的に配置し、効果や運用方法を確認しながら運用範囲を順次広げていく、といった進め方も取りやすくなります。

さらに、“吉岡興業”が紹介するような濡れない霧「セミドライフォグ」を含めた暑さ対策機器を検討する際には、既存の大型空調設備との組み合わせや、換気計画との整合性もあわせて確認することが重要です。熱中症対策では、温度だけでなく湿度や風通しも関係するため、設備導入だけで完結させず、現場の安全衛生委員会や労働安全衛生担当者とも連携しながら、運用ルールや点検方法を整理していくことが望ましいとされています。

オンライン無料生産技術セミナーのご案内

オンラインで開催されている無料の生産技術オンラインセミナーでは、モノづくりの基礎から最新技術、製図知識等々、幅広く学んでいただけます。

吉岡興業株式会社:西山 彩恵

 
このメールの配信元: info@yoshioka-kogyo.co.jp 宛先 maillist@yoshioka-kogyo.co.jp
吉岡興業 | 兵庫県神戸市兵庫区駅前通2丁目2番6号